看護師が合わないと思っても…看護師をやめないほうがいい理由3選

看護師のはなし

看護師を続けていく中で、私には看護師が向いていないのではないか…
きっとほかの職種で働いたほうが良い気がする…
と悩むことがあると思います。

私が看護師をしていてになる前は毎日
「私なんか看護師に向いていない、早く看護師をやめたい」と感じていました。

しかし、今ではあの時看護師をやめなくて本当に良かったと心から思っています。

その理由として今回の記事では3つご紹介します。
私の経験も交えてご紹介していますので、お役に立てればうれしいです。

看護師を続けたほうがいい理由3選

将来的にも安定した雇用

AIに仕事がとられにくい職種として、よく看護師が挙げられます。それはなぜかと言うと、AIには人間にあるような感情がないからと言われています。

看護の仕事に欠かせないのは人間との触れ合いや関わりです。つらい病気と闘う患者さんに寄り添い、不安な気持ちを傾聴する。寝たきりの患者さんに対して、介護度を考えながら食事を提供する。患者さんの顔色、声などから状態を把握するなど、AIに任せられるにはまだほど遠いですね。

人間の職業の多くがAIによって奪われるといわれる将来も、看護師には沢山の雇用が約束されています。このように安定した雇用が見込める職種は限られていて、とても貴重です。

私は働けなくなるまで、看護師として働いてきたいと思っているので、職がなくならないという安心感はとても大きいです。

大切な人の健康を守ることにつながる

これは看護師を続けていて、とてもよかったと日々思う点です。例えば家族がしっかりと薬を飲めているかの服薬管理をしたり、相手の表情・体調を観察して病院への受診をすすめることができます。

実際に私の周りの看護師たちはこんな経験をしています。

  • 旦那の表情が暗く、最近眠れてなさそうだったので診療内科をすすめたら鬱病だった
  • 自分の胸を日々チェックしていたらしこりを発見し即受診したら乳癌で即手術を受けられた
  • 父の目が最近少し黄色いので内科受診をすすめたら肝臓の数値が悪く治療をうけることができた

このように、看護師の勘や経験を活かし、家族や友人へ貢献できるのです。
実際に私の母も看護師だったのですが、私がドアで指を挟んだりした時すぐ応急処置をしてくれたり、弟がやけどした時もすぐに流水で冷やすなどの対応を冷静的確にしてくれたことは今でも感謝しています。

自分の職業が家族や大切な人を守ることにつながるのは、とてもすてきなことだと思いませんか。

体調管理をしてくれそうなんて言われ、モテる職業ともされていますよね。実際は旦那の風邪くらいじゃ過度に心配をしないのでクールだとも言われたり言われなかったり…

多様な勤務形態が選べる

実は、私の中では一番の推しポイントでもあります。
看護師には…

  • 病院
  • クリニック
  • 美容医療
  • 在宅看護
  • 福祉施設
  • 老人ホーム
  • 企業
  • 保育園
  • 相談コールセンター等

など他にも数えきれないほどの、様々な勤務先を選ぶことができます。ここまで色々な職場を選べる専門職は他になのでは…と私は思っています。

私は総合病院や美容医療クリニック、整形外科クリニックで働いた経験がありますが、どれも勉強する内容や相手にする患者さんが全く異なり、とても新鮮な気持ちで働くことができました。この経験についても今後記事を書きたいと思っています。



病院の中でも外来や一般病棟(様々な科)、オペ室と分かれているし、選ぶことができます。また、病院と離れ、電話相談などの働き方を選ぶこともできます。

自分が合わないと思った職場を辞めても、数えきれないほどの働き方が待っているのが看護師です。資格を持っていれば、少しでも興味があり一歩踏み出せば、どんな場所も門戸は開きます。

まとめ

この記事では看護師が合わないと思っても、看護師をやめないほうがいい理由3つを説明しました。

  • 将来的にも安定した雇用
  • 大切な人の健康をまもることにつながる
  • 多様な勤務形態が選べる

看護師生活の中で、人間関係で心が疲れてしまったり、多すぎる業務で体が疲れてしまっている看護師さんが多くいらっしゃると思います。

看護師は自分に合った職場を選び、長く働ける素敵な職種です。

看護師を辞めたくなったら、一歩立ち止まり看護師のメリットを考えてみてください。
看護師のみなさんの人生が少しでも楽しく、少しでも楽になるための参考になれば幸いです。

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