毎日の忙しさに追われていると、つい自分のことは後回しにしがちですよね。仕事、家事、育児など、誰かのために頑張っている人ほど、自分の疲れには鈍感だったりします。自分の疲れは自分で癒す習慣をつけて、自分を労っていきましょう。この記事では、疲れた時に自分を癒す5つの方法について説明します。どれも5分以内で実践できるので、忙しいあなたにおすすめです。
❺分間の深呼吸
仕事が始まる前や、子供達を起こす前になど、一仕事始まる前、ゆっくりと深呼吸をしてから活動してみてください。できれば椅子などに腰をかけ、目を閉じられる環境だと尚良いですが、立ったままでも大丈夫です。
実際に深呼吸は、最も簡単で取り組みやすいリラックス方法としても有名で、さまざまな論文でその効果が証明されています。深呼吸をすることで、自律神経を整え、副交感神経を優位にすることができます。また、ゆっくりと呼吸することによって、酸素が体の隅々にまで行き渡り、筋肉の緊張がほぐれることで、血行を良くすることができます。ついつい気を張って頑張ってしまう方に、とてもおすすめです。
鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくり息を最後まで吐き出すことを意識してください。ポイントは、吸った時間の倍以上の時間をかけて息を吐き出すこと。深呼吸は、息を吐くことが大事です。
❺分間の瞑想
すぐにできるリラックス方法として、瞑想もおすすめです。
瞑想は簡単に誰でもすぐに始めることができます。
①まずは、静かな場所で椅子に座るか、布団やベッドから起き上がった場所に座ります。
②背筋を自然に伸ばして、軽く目を閉じ、鼻からゆっくりと息を吸い呼吸をします。
(この時、深呼吸をする時と同じように、吐く時の空気の流れを意識することが大切です)
③頭にさまざまな考えが浮かんできますが、「雲が流れるように」ただ観察し、手放していきます。
たった5分間でも、忙しいあなたの生活の中で、心と体を癒すことができます。また、短時間でも継続的に行うことで、集中力も高まり、感情のコントロールが上手くなっていきます。心の疲れを癒し、前向きなマインドセットを築くための素晴らしいツールと言えますよ。
感謝のメモ
スマホのメモ帳でも、手帳の片隅でも良いので、「感謝のメモ」をつけることをおすすめします。その日にあった「ありがとう」と感じた出来事を、寝る前やコーヒータイムなど、自分の時間に少しだけ振り返ってみましょう。毎日3つ程度書くと、無理なく続けられますよ。
例えば、同僚からのちょっとした気遣いや、道端で見かけた季節の花、美味しかったランチ…など些細なことで大丈夫です。
この習慣を続けることで、日常の中に散りばめられた幸せの種を見つける力が自然と育まれていきます。そして、書き留めた感謝の言葉を見返すたびに、心が軽くなっていくはずです。疲れた心を癒すきっかけとして、ぜひ試してみてください。
❸分間のストレッチ
デスクワークや家事の合間に、3分間のストレッチがおすすめです。集中して疲れた肩や首を優しくほぐしてあげましょう。
①両手を天井に向かって伸ばし、大きく深呼吸をします
②続いて、首を左右にゆっくり傾けて、肩を回すように動かします
③最後は椅子に座ったまま背筋を伸ばし、体をねじる動作を加えてみましょう
たったこれだけのことでも、血行が促進され、頭がスッキリとクリアになっていくのを感じられるはずです。このちょっとした休憩時間が、午後からの仕事や家事の効率を大きく変えることも。3分という短い時間だからこそ、毎日続けられる習慣になっていきますよ。心と体のメンテナンスに、ストレッチは必須です。
❶分のポジティブトーク
鏡を使ったポジティブトークは、自分を見つめ直し、心を癒す素晴らしい方法です。朝の準備時間や、仕事帰りの夜、気持ちが落ち込んだ時、などいつ実践しても良いです。
鏡に映った自分に語りかけてみてください。
具体的な声掛けとしては
「今日も1日がんばったね」「失敗も経験になる、その勇気は素晴らしいよ」などと
第3者から自分に対しての、ポジティブな言葉掛けをするのがポイントです。
鏡越しに、自分の目を見つめて、優しい表情でゆっくりと話しかけましょう。このような、自己対話をすることで、日々の疲れを自分で癒せるようになるだけでなく、自己肯定感の向上やストレス軽減、前向きな思考パターンの定着が期待できます。
まとめ
以上、疲れた時に自分を癒す5つの方法について説明しました。どれも5分以内で実践できるので、ぜひやってみてくださいね。また、これらは毎日続けていくことで、心は少しずつ癒されていきます。完璧を求めすぎずに、まずは気軽な気持ちで始めてみましょう。
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